
台湾における日本酒(清酒)の輸入量、輸入額、台湾国産商品、人気商品まとめ
ここでは台湾における日本酒(清酒)の輸入額、輸入量、台湾国産商品、人気商品などについてまとめています。
【目次】
台湾における日本酒(清酒)の輸入額
中華民国(台湾)の正式な統計データがありませんでしたので、日本側が発表している輸出データを調べました。
| 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | |
| 中国 | 124億6500万円 | 141億6100万円 | 102億7900万円 | 57億9200万円 |
| アメリカ | 90億9100万円 | 109億3000万円 | 95億9100万円 | 50億7000万円 |
| 香港 | 60億2400万円 | 71億1600万円 | 93億800万円 | 61億7800万円 |
| 韓国 | 29億500万円 | 25億2300万円 | 15億300万円 | 9億7900万円 |
| 台湾 | 26億7700万円 | 22億2200万円 | 17億2600万円 | 14億3000万円 |
データ元:日本酒造組合中央会
2023年、日本から台湾へ輸出した日本酒の合計額は26億7700万円であり全世界で第5位という結果でした。
しかし、2021年と2020年は台湾は韓国より金額が高く第4位でした。
年によって台湾と韓国の順位が入れ替わることがあります。
また、香港は人口734万人ほどであるにもかかわらず(台湾は2340万人、韓国は5160万人)金額ベースでの順位が非常に高いです。
参考元:2023年度日本酒輸出実績は金額・数量共に景気後退・インフレなどの影響で前年割れ 輸出額410.8億円(昨対比:87%)/輸出量2.9万㎘(昨対比:81%)
台湾における日本酒(清酒)の輸入量
| 2023年 | 2022年 | |
| アメリカ | 6,502,237 L(リットル) | 9,083,761 L(リットル) |
| 中国 | 5,793,847 L(リットル) | 7,388,482 L(リットル) |
| 韓国 | 4,191,862 L(リットル) | 4,054,175 L(リットル) |
| 台湾 | 3,103,784 L(リットル) | 3,076,021 L(リットル) |
| 香港 | 2,327,945 L(リットル) | 2,717,400 L(リットル) |
データ元:日本酒造組合中央会
量ベースで見ると台湾は第4位となっています。
台湾は人口が少ないですが、輸入量はアメリカや中国の半分に迫る勢いであることを考えるとものすごい需用と言えます。
日本文化を受け入れやすい土壌があり、日本食を好み、日本風の飲食店が増えているため、当然の結果と言えるでしょう。
参考元:2023年度日本酒輸出実績は金額・数量共に景気後退・インフレなどの影響で前年割れ 輸出額410.8億円(昨対比:87%)/輸出量2.9万㎘(昨対比:81%)
台湾企業製造の日本酒がある
台湾には「台湾菸酒 花自慢清酒」や「玉泉」などの台湾企業製造の日本酒ブランドがあります。
台湾の国産商品というだけあり、日本企業の商品よりも価格が安く、台湾人にとっては求めやすくなっています。
台湾のコンビニやスーパーで簡単に購入できるので気になる方は旅行の際に試してみましょう。
以下、上記2商品の詳細です。
①台湾菸酒 花自慢清酒
- 量:0.5リットル/1瓶
- 価格:250元
- アルコール度数:13.5%
- 製造元:台湾菸酒股份有限公司
- 商品ページURL:https://sale.ttl.com.tw/04product/pro_a_main.aspx?sn=713
②玉泉
- 量:0.6リットル/1瓶
- 価格:190元
- アルコール度数:13.5%
- 製造元:台湾菸酒股份有限公司
- 商品ページURL:https://www.ttl.com.tw/products/products_view.aspx?sn=397&id=552
なお、上で台湾における日本酒の輸入量について解説させていただきましたが、台湾人は国産の清酒も飲んでいるため、消費量ベースでいうとまた異なる数値が出ると思われます。
これについては正式なデータが見つかりませんでしたのであくまでも推測になりますが、「輸入量=消費量」ではないことにご留意ください。
台湾人に人気の清酒(日本酒)の商品トップ10
次に、台湾のお酒専門のECサイト「酒么么」が公表している人気の清酒トップ10についてです。
こうしたランキングには政府発表の公的なデータはなく、一般企業が自社サイト内で独自に調査したランキングであることを予めご了承ください。
| 1位 | 獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 |
| 2位 | 月桂冠 芳醇 清酒 |
| 3位 | 白鶴 大吟釀 |
| 4位 | 黒松白鹿 慶祝清酒 |
| 5位 | 台湾菸酒 花自慢清酒(山桜花酵母) |
| 6位 | 大関大坂屋 長兵衛大吟釀清酒 |
| 7位 | 田苑酒造 金 長期熟成 |
| 8位 | 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 |
| 9位 | 八海山 特別本釀造 |
| 10位 | 南部美人 吟釀生儲藏 |
台湾での獺祭の知名度は非常に高く1位と8位に獺祭がランクインしています。
また、5位に台湾企業製造の日本酒がランクインしているのも興味深いです。
台湾では基本は日本から輸入した日本酒が人気ですが、台湾国産の商品もあります。
台湾産は輸入品に比べて価格が安く、味も台湾人向けに調整されているのかもしれません。
一定の需要があり台湾市場において無視できない存在です。
参考元:Join Bar》2022年8月台灣區十大清酒銷售排行
2024年 台湾のコンビニで買える注目の日本酒10種
台湾の情報メディア「JUKSY」に「2024年台湾のコンビニで買える注目の日本酒10種」という記事がありました。
コンビニは消費者のニーズに敏感であり売れ筋の商品が置かれています。
ビール、ウイスキー、ワイン、高粱酒など人気のラインナップの中で売られている日本酒は以下の通りです。
- 松竹梅白壁蔵「澪(みお)」MIO スパークリング日本酒
- 黄桜 桜花純米吟釀清酒
- 大関 生貯蔵酒
- 山田錦大吟釀 匠
- 越乃雪椿 純米吟釀「花」
- 白鶴 サケパック 米だけのまる 純米酒
- 松竹梅上撰清酒
- 上撰 辛丹波
- 菊水の淡麗甘口
- 月桂冠 檸檬ロック
改めて見てみると日本のコンビニやスーパーでも売られている顔ぶれであることが分かります。
国は違えど消費者にとって求めやすい商品は似ているのかもしれません。