日本で大流行中のタピオカミルクティ。
繁華街を歩くと行列ができているのをよく目にしますよね。
では、タピオカミルクティ発祥の地・台湾での人気はどうなのでしょうか?
ここでは本場・台湾でタピオカミルクティがどのような存在なのかを説明していきます。
【目次】
タピオカミルクティの歴史
タピオカティーの発祥には二つの説があります。
一つ目は、1983年に台湾台中市の喫茶店春水堂のオーナーである劉漢介が「清涼飲料水に対抗できるような中国茶」として誕生させたという主張。
二つ目は、1986年に台南市の喫茶店翰林茶館のオーナー涂宗和が作り始めたという説です。
いずれにせよタピオカミルクティは世に生まれてから30年ちょっとにすぎず、その歴史はあまり長くありません。
しかし、現在では台湾を代表する名物の一つとなっており、世界各地で愛されるほどとなりました。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/タピオカティー
台湾ではタピオカミルクティはどのような存在?
ご存知のとおり、タピオカミルクティは日本で一大ブームを巻き起こしています。
しかし、一部ではこのブームもそこまで長くは続かないと言われていますね。
一方、台湾でのタピオカミルクティ人気は日本と少し意味が異なります。
台湾では一時的なブームというよりも、日常的な飲み物として広く愛されているイメージですね。
インスタ映えのためではなく、美味しいものを飲みたい時の選択といったところでしょう。
ちょっと例えが雑かもしれませんが、日本でいえばココアやフルーツジュースのような、本当に日常的な選択肢の一つなのです。
もちろん若い女性だけでなく、おじさん、おばさん、小さな子ども、大学生のお兄さんも日頃から飲んでいます。
台湾ドリンクはタピオカミルクティだけじゃない!他にもたくさんある台湾ドリンクの種類。
台湾ドリンクといえばタピオカミルクティが有名ですが、実は現地には他にも美味しいドリンクがたくさんあるんです。
というわけで最後に、タピオカミルクティ以外のおすすめ台湾ドリンクをご紹介します。
タピオカブームを経て台湾ドリンクが注目されたら、今後以下のドリンクも流行るかもしれません・・・
1)冬瓜茶
台湾には冬瓜で作った「冬瓜茶」と呼ばれるドリンクがあります。
冬瓜の野菜っぽいイメージとは違い、さっぱりとした甘さの美味しいドリンクとなります。
日本にはない味ですが、台湾でハマる日本人が多いです。
2)愛玉のドリンク
愛玉という植物の実で作るゼリーで多くはきつね色をしています。
ドリンクに入れて飲んだりシロップをかけて直接食べたりします。
ドリンクにする場合はレモンジュース、ヤクルト、牛乳などに入れて飲むことが多いですよ。
食感は寒天のようで、カロリーはかなり低め。
暑い夏にぴったりのドリンクです。
3)仙草のドリンク
仙草という植物で作るゼリーで黒色をしています。
こちらもドリンクに入れて飲んだりシロップをかけて直接食べるので、調理法は愛玉と非常に似ています。
しかし、仙草はハーブのようなすっきりとした風味が特徴で、愛玉と味が異なります。
また、仙草もカロリーは控えめで、台湾女性に人気の食品となっています。
4)フルーツ茶
熱帯フルーツがよく採れる台湾では、果物とシロップを入れた甘いお茶も人気です。
たくさん果物を入れてくれる店が多く、小腹が空いた時の間食にぴったりです。
この中から次の日本のブームの火付け役になるものが出るかもしれませんね。